PC-9821でHxCを使う

  • 2012/11/11(日) 00:05:14

時々問い合わせが来るのですが、PC-9821を所有していないので今まであまり気にしていませんでした。
知り合いからPC-9821をお借りすることができたのと、ひょんな事からもう2台

手に入ったので、これで使用できるかやってみました。
現役でPC-9821は使用していなかったので、まずFDDがどんなものか全くわからない状態からスタートという有様。

エマティ・なにわさんの「エマティなリサイクル」をかなり参考にさせていただきました。
というかここを見ればわかると思います。
とりあえず、VFOはFDD側に必要ないということがわかりました。

さっそくやってみます。

まず使用されているFDDを見てみます。
98用3.5インチFDD互換性表」にまとめられていますが、ガワを開けてみて確かめてみると、
9821V200(Valuestar)は
FD1231T(PC-9821専用のものらしいです。AT機のものは使えずP/Nでしか確認する方法はないとか)

左のものが9821、右のがAT用です。

AsとCeは

FD1138T(26ピン)
という何じゃこれ状態です。

26ピンの出力はわかんないし、34ピンもAT機と違う?ということで、更に参考にさせていただきました。

で、まず34ピンの方。PC-9821V200です。
これを見てみると、何故かFDDの1ピンの方が、ケーブルの34ピンになるようにケーブルが接続されています?

#写真わかりにくいですが、FDDのピンは写真で言う下のほうが1ピン、上のほうが34ピンと番号が書いてありますが、ケーブルの1ピンはなぜか上のほうです。

どうやら、PC-9821の34ピンのもので、
Xa7、Xa10、Xa12、Xa13、Xa16、Xa20、Xa200、V12、V13、V16、V20、V166、V200、V233などは34ピンですが、反転しているそうです。
ってそれじゃあAT機の使える訳ないです。

で、34ピンの詳細は「FDD用26pin-34pin変換ケーブル」を参考にしました。
で、この情報をもとにHxCで使用できる形で変換するように仮に作成。

#案の定最初にピンが反転していることに気付かず、結局真ん中の爪(?)の部分を反対側もハマるように切り取っていますw

これで実験してみます。
#ちなみに1ピンの360/300回転の変更ですが、PCからFDDに対して送る信号です。H(Open)で360回転(1.2Mbの所謂PC-98の2HDと720Kbの2DD)、L(GND)で300回転(1.44MbのAT機の2HD)です。
#2ピンのDensityはHでHD(500Kbits/s)、LでDD(300Kbits/s、ってここ重要!)で、これもPCからFDDへの信号です。
#つまり挿入されたFDによって、FDDからPCに何かしらの信号が出ている訳ではないです。これも重要!
#つまりHxC側にはこれらの信号を繋いであげる必要もないし、何かしらの処理も入りません。

ということで、まずは1.2MbyteのMS-DOSを起動してみます。

うん、全く問題ないです。
次、1.44MByteのものはどうか?

これもOK。
では次に2DDのもの

って起動しねー。
で、ここから色々と調べた結果が、さっきの#で書いた「重要!」のとこ。
どういうことかというと、HxCからは単純にビット列をPC側に送ればいいだけなので、本来は動作の上では問題ないはずです。
ではなんで動かないのか?
PC/AT機で2DDのイメージを作成すると、AT機のドライブの場合は3.5インチ2DDのディスクを挿入した場合、300回転固定の250Kbits/sで認識します。
ところがPC-9821などの360回転での2DDは300Kbits/sのビットレートになります。

作成されたHFEファイルをバイナリで見てみると、当然00FAで250Kbits/sになっています。

これを012cの300Kbits/sに手で変更。これでどうか?

問題ありません。
#使用したディスクは3.5インチ2DDのエプソンソフトウェアインストレーションディスクです。
ということで、HxCはPC-9821でピンの並びだけ合わせてあげれば問題なく使えます。

当然1ドライブしか内蔵していない機種でも、この変換だけで、HxCで2ドライブとして使えます。

で、次、26ピンのもの。As2とCeです。
26ピンのピンアサインも「VFOなし異種FDD接続用ケーブル」を参考にさせていただきました。

Ceなどをみるとわかるのですが、ここに書かれた配線のように、26ピンで2台まで接続できるFD1138Tなどは、PC本体へは30ピンとなって接続されています。

で、お互いに接続されていない、13〜16ピンあたりはどうなっているのかというと、回転数の変更のための信号が2ドライブ毎に分離されているだけでした。
ですので、片側の26ピンを変更してあげるだけで、2ドライブとして使用できます。

実験として作成したのがこれ。
でやってみます。

こんな感じ。
OKでした。
2ドライブとして使用するときは、PC-9821本体側の設定が必要です。
As2は

前面のカバーを外したところにあるジャンパで変更です。このAs2は1ドライブでした。ジャンパが向かって右になっています。
これを

左側をジャンパするようにすると、2ドライブとして使用できるようになります。

PC-9821はPC-9801シリーズとことなりFDD側にVFOが必要ないですし、比較的簡単にHxCが使用できます。
希望が多いようならこれらの変換を基板として作成、発注しますが、必要な方いますか?

あと「この機種ではどうか?」とか、「このFDDを置き換えられるか?」などは、私も全てのマシンを所有することができないので、人柱になっていただくか、機材を借りることができれば検討します。
では〜

この記事に対するコメント

秘密のコメント

ブログ管理人への秘密コメントです

  • 投稿者: -
  • 2013/02/02(土) 19:36:06
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する