Linuxでエミュレータを使う その3

  • 2010/02/26(金) 09:29:49

そんなわけで、その3ですが、当然「QUASI88」です。


ベースがX11で動く*nixな環境となっていることもあり、Linuxを初めFreeBSDやIRIXなんかでも動作可能という非Winな環境の人にはなくてはならないエミュレータではないでしょうか。
SDLでも動作可能なので、当然Winでも動きますし、実は自分もSDLでコンパイルしてますw。

他のエミュレータと比較してSB2に対応している、マウスに対応している、ディスクイメージの属性など(ライトプロテクトなど)の変更が可能などなど、痒いところまで手が加えられていますが、なにより優れているのはファンクションキーに各種の動作設定ができるところです。
f6-f10までですが、ローマ字入力に割り当てたりフレームスキップやポーズなどもありますが、重要なのは
IMAGE-NEXT?、IMAGE-PREV?です。

「なんで?」って思われるかも知れませんが、これすごく便利です。T&Tだけ。
d88形式でT&Tの12枚のディスクイメージをまとめます。
「ドライブ2をディスク7に変更」とか、頻繁に言われるこのゲーム。
いちいちマウスなどでディスクイメージを選択していては、クリアまで15年くらいかかります。
そんな時、f6-f9にこれらを設定しておくと、ピコピコ押すだけでどんどん次のイメージに変更することができますので、ほいほいっとプレイ可能です。(ウソです。ムリゲーです。)
他にも強力なデバッガがオプションとしてあったりと、完成度は高いと思います。

簡単な導入方法ですが、リンクからソースをダウンロードしてきて適当なところに展開。
その中にあるMakefileを編集しましょう。
自分はSDLでコンパイルしましたので、
SDL_VERSION    = 1
にして、
JOYSTICK    = joy_sdl
も追加。デバッガーを一応有効にするのに、
SE_MONITOR        = 1
サウンドは当然有効で
USE_SOUND        = 1
linuxなので、
ARCH = linux

こんな感じ。
ドキュメントやマニュアル、コメントにしっかり記載されているので、その他の項目も必要な場合は読めば分かるかなと。
あとは、
make
make install
で/usr/local/bin/などにインストールされます。

Makefileの中で指定したディレクトリにディスク、BIOSなどを置いておきますが、
デフォルトでは、
~/quasi88/rom
~/quasi88/disk
~/quasi88/tape
です。
また、これもM88のBIOSが使えます。
FAQの中に記載されていますが、

         M88 でのファイル名        QUASI88 でのファイル名

        N88.ROM            N88.ROM
        N88_0.ROM        N88EXT0.ROM
        N88_1.ROM        N88EXT1.ROM
        N88_2.ROM        N88EXT2.ROM
        N88_3.ROM        N88EXT3.ROM
        N80.ROM            N88N.ROM
        DISK.ROM        N88SUB.ROM
        KANJI1.ROM        N88KNJ1.ROM
        KANJI2.ROM        N88KNJ2.ROM

とのこと。
またSB2の2608_BD.WAVなども置いておきましょう。
FAQなどのドキュメントがしっかりしているので、一通り目を通しておくと、困らないかなと(特に101keyやローマ字入力など)

残念なことに2007.5.25で更新されてませんが、ほとんど使用して問題ない出来です。
では