Linuxでエミュレータを使う その1

  • 2010/02/19(金) 10:53:34

別にWindowsが嫌いだとか使ってないとか言いませんが、最近は自分のPC環境をすべてLinuxに統一しつつあります。

そんなわけで必然的にエミュレータもLinux環境での使用を考えていますが、あまりその辺の情報ってみかけない気がするので、ちょっといくつか書いてみます。

PlayStation、ゲームボーイ、NES、SNES、MAMEなど海外でも人気あるものはLinux環境へのPortも積極的に行われており、i18nも問題ないものが多いですが、如何せん国内メインなハードはまったく見かけなかったり、継続して開発されていなかったりしています。
#自分で作れと言われそうだ。
そんなわけで、国産のPCエミュレータをLinuxで使用することに関していくつか記載してみます。

自分がもっともプレイしていることもありますが、やっぱりPC-8801のエミュレータでしょうか?

M88がメジャーかと思いますが、LinuxへのPortはありません。
#wineで使えますが、それはまた。
そうすると、QUASI88、X88000あたりがありますが、開発は数年止まったままです。
そんな中、PC-8001/mk2/SRに特化した「j80」がPC-8801mk2MRに対応しています。
現在も開発が積極的になされていますし、何よりJAVAな環境であれば使用できますので、OSを選ばず使用可能なのが、すごいです。

早速使って見ました。



こんな感じ。きちんと音も鳴ります。なにより初めから101keyに対応した(若干異なるところもありますが)キーマップがあり、ローマ字カナ変換もサポート済みですよ。
#むかしのADVやりまくり。
もともとPC-8001をエミュレートするところからスタートしていることもあり、テープの取扱いやPCG8100などの周辺機器へのサポートがすごいです。
SB2なんかが使えれば、M88いらないんじゃないかと思いますよ。

そんなわけで、ちょこっとした導入のヒントを記載します。
LinuxでのJAVAのインストールとかは個別の環境でやってください。
リンクからj80をダウンロードし、lzh形式なので、lhaコマンドなどで解凍するとj80というディレクトリが作成され、展開されます。
docの記載がちょっと不親切かなと思いますが、設定などは個別のcfgの中に記載されているので確認しましょう。
PC-8801mk2MRのエミュレートはj80/cfg/PC-8801mkIISR.cfgです。
まずはBIOSが必要ですが、これは実機から吸い出しましょう。(こことか参照。これはWinでないとだめだorz)
j80は基本的にM88で使用しているBIOSイメージが使えますので、M88用の吸い出しで問題ないです。
M88のサイトとcfgを見比べれば分かると思いますが、
N88.ROM            →PC-8801mkIIMR.rom
N88_0.ROM       →PC-8801mkIIMR(E0).rom
N88_1.ROM       →PC-8801mkIIMR(E1).rom
N88_2.ROM       →PC-8801mkIIMR(E2).rom
N88_3.ROM       →PC-8801mkIIMR(E3).rom
KANJI1.ROM      →PC-8801mkIIMR(K1).rom
KANJI2.ROM      →PC-8801mkIIMR(K2).rom
DISK.ROM          →PC-8801mkIIMR(DISK).rom
N80.ROM            → PC-8801mkIIMR(N).rom
となります。
#DISKのBIOSは2Dの物だと2HD使えません。当然ですが念のため。
cfgを変更してもいいし、ファイルを変更してもいいでしょう。
#ちなみになぜかbiosは1階層下の_system/がdefaultのディレクトリになっています。../を./へ変更した方が幸せかも。
後は-KEYを自分のkeymapに変更するくらいでしょうか。先も書きましたが私は101なので、
-KEY    ./keymap/101us
に変更してます。
#@とかkeymapが若干変わった場所にあります。詳しくは101usを開いて確認してください。
後はコマンドラインで
java -jar j80.jar cfg ./cfg/PC-8801mkIISR.cfg
とやるだけ。
ランチャなんかを適当に作ると快適です。
使い始めたばかりですが、Linuxでは基本、これを使っていこうかと思います。
使った感想など書いていこうかなと。